編集後記

 開館から33年,慢性的な書架スペース不足は,もはや図書館としての正常な機能を果たすべき限度を越え

倉庫委託を余儀無くされ,その費用も増加の一途をたどっている。図書館として健全ではない。利用者に応

えるべく情報化時代に見合った新図書館の建設を切願する。(情報受入課 中島和子)

 新聞はトップの見出しを一瞥した後,テレビ欄からゆっくり読む。図書館だよりなら目次と編集後記を眺めて

通読したことに。そんな不勉強者が編集委員に!?誌面の格調が下がるか,私の品格が向上するか,ちょっと

楽しみ,結構心配。好きな言葉は七転八倒,じゃなくて七転八起。(情報受入課 大沼真美)

 大学生の時には気づかなかったキャンパスに映る季節を,忙しい友人たちによく葉書で送ります。図書館の

前の白木蓮は常連でお気に入り。木枯しの中で帽子をかぶった蕾が少しずつふくらんで,3月ちょうど私の

誕生日の頃にぽくっと咲く。次が5回めの白木蓮,私はまだ駆出し。(情報サービス課 水嶋寿恵)

 ○月○日,原稿依頼のためA先生の個人研究室へ。卒論指導の学生が押し寄せている中快諾。感謝。△月△日,

館内のパソコンで図書館だよりを見ている学生を発見。感涙。□月□日,B先生の最終講義を受講。レジュメに

図書館だよりに寄せられた文章を使用。感激。(西生田図書館課 吉原三紀子)

 100号記念号なので,現図書館建設を推進された上代先生の特集を企画,水嶋編集委員と石川ムメ氏にお話を

伺った。そのお話に感動し,改めて感謝の思いを抱く。総目次・総索引に代えて,巻頭言一覧,巻頭のカット

一覧を掲載した。表紙のデザインは,大沼・水嶋館員のアイデアで作成。国際化・情報化時代にも対応する

図書館をめざして更に歩み続ける。(情報サービス課長 田口令子)