日本語学研究の資料をさがす

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言語学の研究書を探すにはOPACで本学の蔵書を調べる。「CiNii Books」などを利用すれば本学にない資料も探すことができる。
雑誌に載った研究論文を探すには「CiNii Articles」や「国語学研究文献検索データベース」を使う。
言語やそれに関係する事項を調べたい場合は、各辞書・辞典類を利用する。

<日本語学研究の概要を知る>
国語年鑑 / 国立国語研究所
≪P/810.59/K … 目白、西生田≫
 年刊。過去に刊行された図書や雑誌論文から分析した日本語研究の最近の動向やその年に発表された図書・雑誌論文一覧が収録されている。
2008年版で終刊。
日本語学研究事典 / 飛田良文[ほか]編 明治書院 2007.1
≪R/810.3/Nih … 目白、西生田≫
 全体が事項編・資料編で構成され、合わせて1500項目を収録。日本語研究の現状がわかるように、各項目ごとに定義・研究史・研究の現状と課題、参考文献が記載されている。巻末に人名索引、書名索引、語彙索引、事項索引を付してある。
 
<日本語研究の図書を探す>
日本女子大学蔵書検索(OPAC)
 書名、著者名、キーワードなどで検索する。
 *作家、芸術家、教育者、思想家など人物研究を探すときに便利な機能
   ・「詳細検索」で [件名: ]に 人物名(西洋人の場合は必ず原綴)を入れるとその人物についての研究書が検索できる。
    例: Chomsky,Noam 金田一京助 など
CiNii Books (一般公開)
 全国の大学図書館等が所蔵する図書・雑誌の所蔵が検索できる。ただし本学の資料を調べる場合は必ず本学のOPACを検索すること。
WebCat Plus (一般公開)
 「連想検索機能」を使って、必要な図書を効率的に探すことができるシステム。検索結果にその資料の所蔵館が出るが、そこに本学が所蔵していても出ない ことがある。必ず本学のOPACを検索して本学の所蔵を確認すること。

<日本語研究の論文を探す>
CiNii Articles (一般公開)
 国内の学会誌・大学研究紀要・国立国会図書館の雑誌記事索引データベースなど、雑誌に載った学術論文情報を検索の対象とする論文データベース。一部の論文は本文へのリンクあり。
日本語研究・日本語教育文献データベース 国立国語研究所
 日本語学及び日本語教育に関する研究論文情報データベース。学術雑誌や大学紀要などに載った雑誌論文と、単行本として刊行された論文集などに掲載された論文情報を検索できる。

<日本語学について調べる>
国語学大辞典 / 国語学会編 1980年
≪R/810.3/Kok … 目白、西生田≫
 国語学に関係のある事項を解説した辞典。主な項目の最後には参考資料が付記してある。
言語科学の百科事典 / 鈴木良次[ほか]編 丸善 2006年7月
≪R/803/Gen … 目白、西生田≫
  言語学は全学問分野が関与する複合的な領域であるという考えに立って、言語科学で使われている基本的な概念、用語、研究の状況を、8つの学問領域に分けて解説している事典。
言語学大辞典(全7巻) / 亀井孝[ほか]編著 三省堂 1988-2001年
≪R/803/Gen … 目白、西生田≫
 言語研究の現状を見やすい形に展望する意図で編纂された辞典。世界言語編3巻4冊、補遺・言語名索引編、述語編、世界文字辞典より成る。
   
<言葉の意味や一般的な事項を調べる>
[ 国語辞典 ]
JapanKnowledge Lib (学内からのみ)
 日本の百科事典・辞書などの項目をオンラインで検索できる。(同時アクセス:目白3user、西生田1user)
日本国語大辞典 第2版 全14巻 / 小学館国語辞典編集部編 小学館 2000-2002年
≪R/813.1/Nih … 目白、西生田≫
 約50万語を収録した国語辞典。言葉の語源や出典。用例などを記載してある。
日本国語大辞典 (学内からのみ)
 『日本国語大辞典 第2版』のオンライン版。
「ジャパンナレッジ Lib」ページからログインし、「詳細検索」の「検索コンテンツを選ぶ」から『日本国語大辞典』にアクセスしてください。
(直接このページにログインはできません)
同時アクセス「ジャパンナレッジ Lib」と合わせて目白3user、西生田1user。利用後は「ログアウト」してください。
角川古語大辞典 全5巻 / 中村幸彦[ほか]編 角川書店 1982-99年
≪R/813.6/Kad … 目白≫
 古典文学の語彙を理解するために編纂された古語辞典。語彙の収録範囲は上代から近世末以前までの文献のもの。
時代別国語大辞典(上代編) / 上代語辞典編修委員会編 三省堂 1967年
≪R/813.1/Jid … 目白、西生田≫
 主として奈良時代の語を記紀・万葉や仏典訓読資料、歌謡資料などから選び解説してある。
時代別国語大辞典(室町時代編) 全5巻 / 室町時代語辞典編修委員会編 三省堂 1985-2001年
≪R/813.1/Jid … 目白、西生田≫
 室町時代に通用した語彙全般を収録対象としている。
江戸時代語辞典 / 潁原退蔵著;尾形仂編 角川学芸出版 2008年
≪R/818.36/Edo … 目白、西生田≫
 江戸時代前期の 上方語と後期の江戸語に大きく分けられる近世の言語を、前後期を通じあらゆるジャンルにわたって語彙を集成した辞典。収録項目数21000項余、用例も多い。
字訓 (新訂) / 白川静著 平凡社 2005年
≪R/818.6/Shi … 目白≫
 「記」「紀」「万葉」などにみられる上代語と、その語の表記として用いられている漢字との間にみられる語義と字義の対応関係を検証することを目的として編まれた辞典。見出しは上代仮名づかいによる平仮名、配列は五十音順。
類語大辞典 / 柴田武, 山田進編  講談社, 2002年
≪R/813.5/Rui … 目白、西生田≫
 類語を意味と品詞で分類した上でそれぞれの語について意味を分析し用例を添えた辞典。
日本語大シソーラス : 類語検索大辞典 / 山口翼編. 大修館書店, 2003年
≪R/813.5/Yam … 目白、西生田≫
 類語を検索する辞典。1044のカテゴリー別に延べ32万語が収録されている。
現代用語の基礎知識 / 自由国民社1952-
≪P/813.7/G … 目白、西生田≫
 年刊。過去・現在の事象を整理し、新しい事象に対処するために必要と思われる用語を選択。各用語をジャンル別・テーマ別に収集・分類したうえで配列している。
知恵蔵 / 朝日新聞社
≪P/813.7/C … 目白、西生田≫
  年刊。あらゆる分野の「現代用語」を収めて分野ごとにわけ解説している。2007年で刊行終了。以後はウェブ版で提供。
知恵蔵(ウェブ版)
 朝日新聞社発行「知恵蔵2007」(2007年11月発行)をベースにしたものに、毎年新規に追加または更新され「ウェブ版知恵蔵20○○」としたもの。
「聞蔵U」からログインしてください。(学内からのみ。同時アクセス:目白2user、西生田1user)
コンサイスカタカナ語辞典 第4版 / 三省堂編修所編 三省堂, 2010
≪P/813.7/Kon … 目白、西生田≫
 1972年に『コンサイス外来語辞典』として刊行され1994年に書名を現在のものに改めさらに版を重ねた最新版。カタカナ語・アルファベット略語について、原語の由来や語源・語釈の解説をしている。
[ 漢和・漢字辞典 ]
大漢和辞典 全15巻 修訂第2版 諸橋轍次著 大修館書店 1989-2000年
≪R/813.2/Mor/1 … 目白、西生田≫
 字義・用例・出典なども示している漢和辞典。収録は総語彙集約50万語で熟語・故事成語から現代中国語など広範囲に及ぶ。
字通 / 白川静著 平凡社 1996年
≪R/813.2/Shi … 目白、西生田≫
 漢字本来の意味とその用義法を中心として編集した漢字辞典。用義例を中国の古典や詩文から取り、読み下し文を挙げてある。
字通(ジャパンナレッジ版)−字通のオンライン版
 親字(見出しの漢字)や熟語検索だけでなく、語義や出典からも項目の検索ができる全文検索も可能。
「ジャパンナレッジ Lib」ページからログインし、「詳細検索」の「検索コンテンツを選ぶ」から『字通』にアクセスしてください。 (直接このページにログインはできません)
同時アクセス「ジャパンナレッジ Lib」と合わせて目白3user、西生田1user。利用後は「ログアウト」してください。
字統 新訂 / 白川静著 平凡社 2004年
≪R/821.2/Shi … 目白、西生田≫
 漢字の字形学的な研究に基づいて、約7000字の形・声・義を解説した字書。漢字は字音の五十音順に配列してある。

<方言について調べる>
現代日本語方言大辞典(全9巻) / 平山輝男[ほか]編著 明治書院 1992-1994年
≪R/818.03/Gen … 目白、西生田≫
 全国の方言を調査し現代日本の方言の音韻、アクセント、文法、語彙などの特徴を記述した辞典。
方言文法全国地図(全6巻) / 国立国語研究所編 1989-2006年
≪R/818.03/Kok/ … 目白≫
  現代日本語の方言文法を地理学的に調査してまとめたもの。
NHK日本語発音アクセント辞典 / NHK放送文化研究所編(新版) 日本放送出版協会 1998年
≪R/811.14/Nih … 目白≫
  日常多く使われていることばの標準的な発音・アクセントおよび書き表し方の辞典。

<関連サイト>
言語系学会連合
 言語系の諸学会の連携を深めるために2010年に設立された。日本の言語学分野の各学会へのリンクがある。

☆収集した文献の管理
RefWorks
CiNiiなど検索したデータベースの論文情報を直接取り込んだり、自分自身で図書情報や論文情報を入力することもできる。本文はファイル添付により5GBまで保存可能。作成した論文情報を編集したり、論文執筆時の参考文献リストを簡単に作ることもできる。JASMINEメールアドレスによる登録制。

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